【性格】第1ハウスが獅子座(しし座):行動力や自我を占う|西洋占星術

投稿日:2024年9月27日 | 最終更新日:2024年9月27日

第1ハウス(1室)とは

アセンダント(以下ASC)から始まるハウス。「本人の室」「生命の室」と呼ばれ、個人の力そのものの特徴を表し、最も重要視されているハウスである。基本的な運命や、人生をどう生きるかを占うことができる。第1ハウスの始まりの境界線(カスプ)=ASCである。ASCは外見や体質・生まれつきの資質の他に、第1ハウスの象徴である行動パターンを読み取れるため、第1ハウスを解読する際の大事なポイントとなる。このハウスを解読する時はまずASCを読むと良いだろう。
外見・体質・行動パターンを占う場合はASCを読み、基本的運命や人生に対する姿勢などの個としての存在の押し出し方を読むならASCに加えて第1ハウス全体を読むイメージを持つと良い。
このページでは第1ハウスそのものの象徴である、基本的な運命、人生に対する姿勢、個としての存在の押し出し方について解説する。
ASCについては以下の記事を参照。

第1ハウスで占えること

  • 外見の特徴や雰囲気
  • 個人の力の打ち出し方
  • 行動の特徴
  • 個としての主張の強さ
  • 自分の存在の押し出し方

第1ハウス獅子座の性格

第1ハウスのサインが獅子座の場合、個人の力を打ち出す力はとても強力になる。獅子座は個性の承認欲求や自己表現欲求を表すサインのため、自分を押し出す力が生き様そのものとなって表れる。
守護星の太陽がどのハウスに入っているかによって、どのような時に上記の傾向が発揮されやすいか読み取れる。

●第1ハウスのカスプが獅子座の初期度数にある場合:上記の傾向がより強まり、人を押し除けて自分を押し出したり、がむしゃらに自分のやりたいことを主張するようになる。

※太陽が2ハウスに入っている場合:2ハウスは物質的豊かさや所得を表すため、自分を豊かにするために自分を押し出していくことになる。自分が豊かになるための衝動なので、人に分け与えることはない。お金を稼ぎ、自分を豊かにすることが人生の目的となる。「完全マスター西洋占星術/松村 潔」によると、とある団体の主催者の例が挙げられている。