インコンジャンクト(150度:ハードアスペクト)とは

投稿日:2022年5月21日 | 最終更新日:2023年5月16日

オーブ:3度

2個の天体・感受点が150度の角度(アスペクト)にあることを「インコンジャンクト」と呼ぶ。ハードアスペクトの一種。以前はマイナーアスペクトの分類だったが、ここ35年くらいで徐々に重要視されるようになりメジャーアスペクト扱いとなった。150度は異質な要素を持つもの同士の擦り合わせが必要な角度なので、苦しいが磨き上げればメリットへと変わる作用を持つ。異質な要素同士は調和的な関係になるまで互いに縛り合う関係となる。それぞれの資質を摩擦させながら磨き上げるイメージである。
完全マスター西洋占星術/松村 潔」によると、例えば牡羊座と150度の角度を取り合っている乙女座or蠍座にそれぞれ天体(感受点)がある場合、自分の努力で訓練するか、他者の手によって教育されるかを摩擦しながら磨いていくと記されている。磨かずの状態ではいけない姿勢を示すと言われている。