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第1ハウス(1室)とは
アセンダント(以下ASC)から始まるハウス。「本人の室」「生命の室」と呼ばれ、個人の力そのものの特徴を表し、最も重要視されているハウスである。基本的な運命や、人生をどう生きるかを占うことができる。第1ハウスの始まりの境界線(カスプ)=ASCである。ASCは外見や体質・生まれつきの資質の他に、第1ハウスの象徴である行動パターンを読み取れるため、第1ハウスを解読する際の大事なポイントとなる。このハウスを解読する時はまずASCを読むと良いだろう。
外見・体質・行動パターンを占う場合はASCを読み、基本的運命や人生に対する姿勢などの個としての存在の押し出し方を読むならASCに加えて第1ハウス全体を読むイメージを持つと良い。
このページでは第1ハウスそのものの象徴である、基本的な運命、人生に対する姿勢、個としての存在の押し出し方について解説する。
ASCについては以下の記事を参照。
第1ハウスで占えること
- 外見の特徴や雰囲気
- 個人の力の打ち出し方
- 行動の特徴
- 個としての主張の強さ
- 自分の存在の押し出し方
火星が入っていない場合:第1ハウスの始まりの境界線(カスプ)の星座が牡羊座の場合は、火星が入っているとみなして占うことが可能。(天体が入っているより、やや弱い影響となる)
第1ハウスの火星
積極的で精力的。活動力がある。勇気がある。勇敢。正義感が強い。困難な道でも果敢に進んでいく。自己成長のために困難な道を選ぶ。好んで困難に立ち向かう。リスクに怯まず挑戦する。危険な道であっても進む勇気がある。熱心に取り組む。激務に耐えられる体力がある。競争心が強い。企業家精神がある。積極的にビジネスに取り組む。独立心がある。常識にとらわれない自由な発想力。自分の頑張りが成果に直結するようなビジネスで成功しやすい。人生の早い段階で頭角を現す。
反抗心がある。自分の正義を信じていて、意に反する人を強く非難する傾向。正義感の強さが人を傷つけることも。闘争的。闘争心が行き過ぎるとトラブルに発展するので注意。克己心を養うことが成功につながる。
●火星が他の天体と凶座相(90度・180度)を形成している:不慮の事故に巻き込まれやすい。突然の災難が起こりやすい。トラブル体質。