【性格】第1ハウスが蟹座(かに座):行動力や自我を占う|西洋占星術

投稿日:2024年9月27日 | 最終更新日:2024年10月31日

第1ハウス蟹座の性格

第1ハウスのサインが蟹座の場合、個人の力を打ち出す力は弱まる。なぜなら蟹座は集団に帰属する(馴染む)性質を持ち、個人の力を打ち出す力と相反するため。個人の力の押し出しを控えるあまり、周囲には無難な生き方を選択しているように映ったり、個性を活かして動こうとしないことに疑問を抱かれることもある。個として自分を押し出す生き方に迷いを抱きやすい面はあるが、その反面、普遍的な生き方をしたり、集団に吸収される生き方を望んでいるということなので決して凶というわけではない。太陽星座が蟹座の場合はさらにその傾向が強まる。

また、蟹座の守護星のがどのハウスに入っているかによって、どのような時に上記の傾向が発揮されやすいか読み取れる。(※)

●第1ハウスのカスプが蟹座の初期度数にある場合:蟹座の集団に帰属する力はより強まる。

※月が12ハウスに入っている場合:12ハウスは隠された場所や精神世界を表すため、実際に生きている実務の世界よりも水面下の世界や精神世界に吸収される生き方を望む。この配置の人で、仕事を辞めて日本を離れて瞑想生活を送るようになったという例もある。(参考:「完全マスター西洋占星術/松村 潔」)